家の血圧と病院の血圧、どちらを信じればいい?|髙橋内科糖尿病内科松尾皮膚科|河内長野市の内科、糖尿病内科、皮膚科、甲状腺内科

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家の血圧と病院の血圧、どちらを信じればいい?

家の血圧と病院の血圧、どちらを信じればいい?|髙橋内科糖尿病内科松尾皮膚科|河内長野市の内科、糖尿病内科、皮膚科、甲状腺内科

こんにちは、院長の髙橋一久です。

健康診断や病院で「血圧が高いですね」と言われたことはありませんか?

その一方で、自宅で測ってみるとそれほど高くなく、「病院と家で血圧が違うけれど、どちらを信じればいいの?」と疑問に思う方も多いと思います。

実は血圧はいつも同じではありません。緊張や運動、睡眠、気温、食事など、さまざまな要因によって変動します。そのため、高血圧を判断するときには、診察室で測った血圧だけではなく、自宅で測る「家庭血圧」が非常に重要です。

 

病院と自宅で血圧が違うのは珍しくありません

病院に来ると緊張して、普段より血圧が高くなる方がいます。

自宅では正常なのに、診察室で測ると血圧が高くなる状態を「白衣高血圧」といいます。「白衣を着た医師の前では血圧が上がる」というところから付けられた名前です。

反対に、病院では正常なのに、自宅では血圧が高い方もいます。こちらは「仮面高血圧」と呼ばれます。

診察室の血圧だけを見ていると、このような違いを見逃してしまうことがあります。

 

自宅と病院、どちらの血圧が大切?

「では、自宅と病院のどちらを信じればいいのでしょうか?」

結論としては、どちらも大切ですが、日常の血圧を評価するうえでは家庭血圧を重視します。

診察室血圧では一般的に140/90mmHg以上が高血圧の基準となります。一方、家庭血圧では、それより低い135/85mmHg以上が高血圧の目安です。

「家では140を超えていないから大丈夫」と思っていても、家庭血圧では高血圧に該当する場合があるため注意が必要です。

また、血圧の薬を飲んでいる方でも、診察室での1回の測定だけではなく、普段の家庭血圧を確認することで治療が適切かどうかを判断しやすくなります。

 

家庭血圧はいつ測ればいい?

基本となるのは朝と夜の1日2回ですが、必ずしも毎日測定は僕はいらないと思います。

血圧は寝不足やストレスなどで上下します。1回の数字だけで一喜一憂するのではなく、継続して測定し、記録して、その平均や変化を見ることが重要です。

継続して測定できているならば、3日に1回程度でも構わないと思います。

 

逆に測定するときのルールはしっかり守りましょう。

朝は、起床後1時間以内、排尿後、朝食や薬を飲む前に測ります。

夜は、お風呂からあがって、すこし落ち着いた就寝前に測定します。

測定前には椅子に座って1~2分ほど安静にし、足を組まず、測定中は会話を控えましょう。

血圧計は、手首式よりも上腕にカフを巻くタイプの血圧計が推奨されています。

家庭血圧は、過去と比較するために、できるだけ同じ条件で継続して測ることがもっとも大切です。

 

血圧が高くても症状がないから大丈夫?

高血圧の難しいところは、血圧が高くても多くの場合、ほとんど自覚症状がないことです。

「頭痛もないし元気だから大丈夫」と考えてしまいがちですが、高い血圧が長期間続くと血管に負担がかかり、脳卒中や心臓病、腎臓病などにつながる可能性があります。

そのため、症状の有無ではなく、実際の血圧の値を確認することが大切です。

 

健診で血圧が高かったら、まず家庭血圧を測ってみましょう

健康診断で一度血圧が高かったからといって、それだけで高血圧と決まるわけではありません。

まずは自宅で朝・夜の血圧を測り、記録してみてください。その記録を医療機関へ持参すると、白衣高血圧や仮面高血圧の可能性も含めて、より適切な評価につながります。

特に家庭血圧で135/85mmHg以上が繰り返し続く場合や、健診で高血圧を指摘されている場合には、一度医療機関へ相談しましょう。

髙橋内科糖尿病内科 松尾皮膚科では、河内長野市・富田林市をはじめとする南河内地域の皆さまの、高血圧を含む生活習慣病の診療を行っています。

健診で血圧の高さを指摘された方は、健診結果と、可能であればご自宅で測定した血圧の記録をご持参ください。普段の血圧を一緒に確認しながら、生活習慣の改善や治療の必要性を考えていきましょう。

 

/////////////////////////////執筆者情報/////////////////////////////

髙橋 一久

資格:日本肥満学会認定 肥満症専門医/日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医/日本専門医機構認定 内分泌代謝・糖尿病内科領域指導医/日本内分泌学会 内分泌代謝専門医、指導医/日本甲状腺学会 甲状腺専門医/日本内科学会 内科認定医、指導医

関西医科大学医学部を卒業後、国立国際医療研究センター病院などでの研修を経て、関西医科大学附属病院に勤務。肥満症、糖尿病、甲状腺疾患の診療に携わるとともに、木村 穣先生の指導のもと、減量治療に関する研究に従事した。

2026年に「髙橋内科糖尿病内科 松尾皮膚科」を開院。糖尿病専門医・肥満症専門医として医学的根拠を大切にしながら、患者さん一人ひとりの生活や希望に寄り添い、無理なく続けられる減量治療や生活習慣の改善をともに考える診療を心がけている。