健康診断で「血糖値、HbA1cが高い」と言われたら?どのくらいから糖尿病?|髙橋内科糖尿病内科松尾皮膚科|河内長野市の内科、糖尿病内科、皮膚科、甲状腺内科

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健康診断で「血糖値、HbA1cが高い」と言われたら?どのくらいから糖尿病?

健康診断で「血糖値、HbA1cが高い」と言われたら?どのくらいから糖尿病?|髙橋内科糖尿病内科松尾皮膚科|河内長野市の内科、糖尿病内科、皮膚科、甲状腺内科

こんにちは、院長の髙橋一久です。河内長野市・富田林市をはじめとする南河内地域の皆さまへ、月曜日は糖尿病専門医として、糖尿病についてわかりやすく解説していきたいと思います。糖尿病のことを知って、一人ひとりの身体や生活に合った、続けられる糖尿病治療を一緒に頑張りましょう。

今日のコラムの内容は、「糖尿病かもと指摘されたら・・・」をテーマに書かさせていただきます。

健診で血糖値が高かったら、放置せず確認を

健康診断で「血糖値が高い」「HbA1cが高い」と指摘されて、「これって糖尿病なの?」と心配になったことはありませんか。

糖尿病は初期には自覚症状がほとんどないことが多く、健康診断、もしくは他の病気の検査をきっかけに見つかる方がほとんどです。一方で、その検査の数値が少し高かったからといって、その1回だけで糖尿病と診断されるわけではありません。

(例えば、健康な人でもコーラを一気に飲むと1時間後ぐらいに血糖値が140‐150mg/dl程度にまで上がることがあります。)

大切なのは、そのままにせず、必要な再検査を受けることです。

どのくらいから「糖尿病」の数値?

日本糖尿病学会では、空腹時血糖126mg/dL以上、随時血糖200mg/dL以上、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)の2時間値200mg/dL以上、またはHbA1c 6.5%以上を「糖尿病型」としています。

ここで注意したいのが、「糖尿病型の数値=1回の検査だけで必ず糖尿病と確定する」という意味ではないことです。

たとえば空腹時血糖が126mg/dL以上でも、HbA1cが6.5%未満で症状もない場合には、原則として再検査が必要です。一方で、同じ採血で血糖値とHbA1cの両方が糖尿病型であれば、糖尿病と診断されます。診断は血糖値、HbA1c、自覚症状などを組み合わせて判断します。

「少し高い」段階でも詳しい検査が必要なことがあります

実際の診療では、糖尿病の基準に届いていない方にも注意が必要です。

特に、空腹時血糖110-125mg/dL、随時血糖140-199mg/dL、HbA1c 6.0-6.4%の場合、日本糖尿病学会では75gOGTTを強く推奨しています。また、空腹時血糖100-109mg/dLやHbA1c5.6-5.9%でも、肥満がある方や糖尿病の家族歴がある方などでは検査を検討します。

75gOGTTとは、75gのブドウ糖が入ったサイダーを飲み、その後の血糖値の変化を調べる検査です。空腹時の採血だけでは分からない「食後に血糖値が上がりやすい状態」を見つけることができます。負荷2時間後の血糖値が140~199mg/dLの場合は「境界型」、200mg/dL以上では「糖尿病型」と判定します。

症状がなくても受診したほうがよい?

糖尿病の初期は、症状がないことが珍しくありません。そのため「体調はいいから大丈夫」と健診結果を何年も放置してしまうと、知らないうちに血糖値がさらに上昇していることがあります。

特に、空腹時血糖やHbA1cが基準値を超えている場合、以前より数値が上がってきている場合、肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病の家族歴がある場合には、一度医療機関で確認しておくことをおすすめします。境界型の段階から食事や運動、体重管理を見直すことも重要です。

健診結果を持って糖尿病内科へご相談ください

健康診断で「血糖値が高い」と指摘されても、慌てる必要はありません。ただし、放置せず「本当に糖尿病なのか」「今はどの段階なのか」を確認することが大切です。

最後に、髙橋内科糖尿病内科では、河内長野市・富田林市の方を中心に、健診で血糖値やHbA1cの異常を指摘された方の再検査や糖尿病の診療を行っています。必要に応じて75gOGTTなども検討し、現在の糖代謝の状態を確認します。

健診結果がお手元にある場合は、受診時にぜひお持ちください。

 

 当院の糖尿病の説明ページ https://dmskin-cl.com/menu/medical02/

 

/////////////////////////////執筆者情報/////////////////////////////

髙橋 一久

資格:日本肥満学会認定 肥満症専門医/日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医/日本専門医機構h認定 内分泌代謝・糖尿病内科領域指導医/日本内分泌学会 内分泌代謝専門医、指導医/日本甲状腺学会 甲状腺専門医/日本内科学会 内科認定医、指導医

関西医科大学医学部を卒業後、国立国際医療研究センター病院などでの研修を経て、関西医科大学附属病院に勤務。肥満症、糖尿病、甲状腺疾患の診療に携わるとともに、木村 穣先生の指導のもと、減量治療に関する研究に従事した。

2026年に「髙橋内科糖尿病内科 松尾皮膚科」を開院。糖尿病専門医・肥満症専門医として医学的根拠を大切にしながら、患者さん一人ひとりの生活や希望に寄り添い、無理なく続けられる減量治療や生活習慣の改善をともに考える診療を心がけている。