一般内科
一般内科

一般内科では、日常生活の中でよくみられる急性症状や、慢性疾患の継続的な治療・管理を行っています。必要に応じて、より専門的な医療が受けられる医療機関へのご紹介も行い、適切な治療につなげる役割も担っています。
下記に、内科でよくご相談いただく症状を挙げています。複数の症状があり「何科を受診すべきかわからない」といった場合も、お気軽にご相談ください。
このような症状と疾患の方はご相談ください
日常的に起こりやすい症状でも、適切な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。体調不良や健康に関して気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
生活習慣病(高コレステロール血症、糖尿病、高血圧、肥満、脂肪肝、高尿酸血症、痛風、睡眠時無呼吸症候群)
生活習慣病とは、食事・運動・睡眠などの生活習慣が深く関わる病気の総称です。代表的なものには以下があります。
(※病気の詳細・治療方法については糖尿病外来、生活習慣病外来のページをご参照ください)
これらは初期には自覚症状がほとんどなく、健康診断などで見つかることが多い病気です。しかし放置すると、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気につながるリスクがあります。生活習慣の見直しや、必要に応じた薬物治療でコントロールすることで、合併症を予防できます。検診で指摘された方は、症状がなくても、当院まで一度ご相談ください。
かぜは、正式には「かぜ症候群」と呼ばれ、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・のどの痛み・咳・痰、発熱などを主な症状とする、鼻やのど(上気道)の急性炎症の総称です。原因の80~90%はウイルスによるもので、粘膜から感染して炎症を引き起こします。きちんと治療しないと、気管支炎や肺炎へ進行することもあります。「治った」と感じても無理をせず、完治するまで受診を続けることをおすすめします。特に、発熱を含めた症状の経過をしっかり観察することが大切です。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。高熱(38℃以上)、頭痛、筋肉痛、全身のだるさ、咳、鼻水などの症状が急速に現れます。通常のかぜより全身症状が強く、肺炎や脳炎などの重い合併症を引き起こすこともあります。流行期には予防接種や手洗い・うがい、マスク着用が有効です。季節性インフルエンザはいったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。発症が疑われる場合は、できるだけ早く受診してください。抗ウイルス薬は発症後早期に使用すると効果が高く、症状の軽減や合併症予防につながります。
新型コロナウイルス感染症は、SARS-CoV-2というウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。発熱、咳、のどの痛み、鼻水、全身のだるさ、味覚・嗅覚の異常、息苦しさなど、症状は多岐にわたります。軽症で経過することもあれば、肺炎や重症化を起こすこともあり、高齢の方や基礎疾患のある方は特に注意が必要です。感染力が強いため、手洗い、マスク着用、換気などの基本的な感染対策が大切です。症状がある場合は、早めの検査と医療機関での適切な対応が重要です。
扁桃炎は、のどの奥の左右両側にある扁桃が、細菌などの感染により炎症を起こす病気です。扁桃が赤く腫れ、白い膿を持つこともあります。扁桃炎の症状は、のどの痛み(とくにつばを飲み込むときの強い痛み)、発熱、あごの下や頚部のリンパ節の腫れなどですが、耳や側頭部に痛みが放散することもあります。扁桃炎の治療は、軽い場合はうがい薬、トローチの使用などで改善しますが、炎症が強い場合は、抗生物質、消炎鎮痛剤、解熱剤などを服用する必要があります。
急性胃腸炎は、ウイルスや細菌などによって胃や腸に炎症が起こる病気です。主な症状は下痢、嘔吐、腹痛、発熱で、体内の水分や電解質が失われやすくなります。原因となるウイルスにはノロウイルスやロタウイルスが、細菌にはカンピロバクターやサルモネラ菌などがあります。胃腸炎のつらさの大きな要因の一つは、脱水症状です。特に乳幼児や高齢者は脱水が進みやすく、注意が必要です。予防のためには水分と塩分をこまめに補給してください。症状が強い場合や、嘔吐で水分が摂れない場合は早めの受診をおすすめします。点滴による水分補給で脱水を改善し、症状に合わせた内服薬を処方します。細菌性が疑われる場合には、抗生物質による治療を行うこともあります。
じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなくかゆみと皮疹が消えるという特徴があります。たいていかゆみを伴いますが、チクチクとした感じや焼けるような感じになることもあります。じんましんの治療は、まず原因や悪化因子を探して、それらを取り除く、または避けるようにすることです。仕事や勉強などのストレスや不規則な生活を避けることも重要です。薬物治療は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬や塗り薬が中心となります。
アレルギー性鼻炎には、スギ・ヒノキ花粉などが原因で起こる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」と、ハウスダストなどが原因で季節に関係なく起こる「通年性アレルギー性鼻炎」があります。さらっとした透明な鼻水、鼻づまり、くしゃみのほか、目のかゆみ・充血・涙といった症状が出やすいのが特徴です。これらは空気中に浮遊する原因物質(アレルゲン)が鼻や目の粘膜から体内に入ることで起こります。診断には血液検査を行い、スギ・ヒノキなど特定のアレルゲンに対するIgE抗体の有無を確認します。花粉以外にも、食物や動物などのアレルギーを調べることができます。
治療は、まず抗原の回避(マスク・メガネの着用、帰宅時のうがい・手洗いなど)と薬物療法が基本です。さらに根本的な治療のひとつとして「アレルゲン免疫療法(減感作療法)」があります。これは原因となるアレルゲンを少量から投与して体を慣らし、症状を和らげる方法です。ただし、専門的な知識と経験を持つ医師による管理が必要で、実施できる医療機関が限られるほか、まれに強いアレルギー反応(アナフィラキシー)が起こることもあるため、慎重に行われる治療です。
骨粗鬆症は、骨の中のカルシウムやタンパク質が減り、骨の密度(骨の中身の詰まり具合)が低下して骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。主な原因は高齢化や閉経、生活習慣などで、特に女性に多くみられます。初期には自覚症状がほとんどなく、骨折して初めて気づくこともあります。進行すると、転倒して手をついただけでも骨折することがあり、生活の質に大きな影響を及ぼします。そのため、骨折に至る前に受診し、早めに予防や治療を始めることが大切です。当院では「骨密度検査(骨の強さを測る検査)」を行い、必要に応じて生活習慣の見直しや薬物療法をサポートしています。
喘息は、気道が慢性的に炎症を起こし、発作的に咳や息苦しさ、笛のような呼吸音(喘鳴)が出る病気です。アレルギーや気道過敏性が関係しており、ダニやハウスダスト、感染、気候変化、ストレスなどが誘因になります。治療は吸入ステロイド薬による炎症のコントロールが中心です。適切な管理で発作を予防でき、日常生活を快適に送ることが可能です。
膀胱炎は、膀胱に細菌が感染して炎症を起こす病気で、女性に多く見られます。主な症状は排尿時の痛みや違和感、頻尿、尿の濁り、下腹部の不快感です。原因の多くは大腸菌などの細菌感染で、抗菌薬による治療が有効です。水分をしっかり摂り、排尿を我慢しないことが予防につながります。症状が長引く場合や繰り返す場合は泌尿器科的な精査が必要です。
不眠症は、寝つきが悪い、途中で目が覚める、早朝に目が覚める、眠りが浅いなどの症状が続き、日中の生活に支障をきたす状態です。原因にはストレス、生活リズムの乱れ、身体疾患、薬の副作用などがあります。治療は生活習慣の改善(睡眠衛生指導)が基本で、必要に応じて薬物療法を併用します。長引く不眠はうつ病や不安障害など他の病気が背景にあることもあるため、気になる場合は早めにご相談ください。